みなさん、こんばんは!さいとうです。
今日は未だ人気のレッドビーシュリンプはとりあえず置いといて
それ以外のシュリンプを中心にご紹介!勉強不足の面も多々ありますが
最近、流通するレッドビー以外のエビについてちょこっとふれてみたいと思います。
まずはこれから
極火蝦(ごくひえび)
前回大人気でした極火エビ再入荷しました!今回もバリバリの即戦力
抱卵個体ばかりです。台湾でブリードされた極上のレッドチェリーシュリンプを
極火エビといいますがこのグレードの個体はほぼメスがほとんどです。
なぜかベタ赤になる個体は輸入初期の頃からメスばかりです。最近、同じく
台湾から輸入されるこの
イエローシュリンプ
と言われるレッドチェリーシュリンプの黄色版のエビもメスの方が明らかに
イエローの発色が濃いように感じます。このエビもいろいろな名前で流通しますが
イエローストライプシュリンプと呼ばれるイエローに背中にスカンクのようにラインが
入り、そのラインがさらに黄色の濃いエビもいますが同種なのか、はたまた別種なのか
わかりませんがイエローストライプシュリンプを繁殖させるとイエローストライプと
呼べる物とこのイエローシュリンプとが生まれますので何らかの関係性が
あるのだと思いますが・・・エサによる着色説もありなんともいえませんが
非常にきれいで水槽内でも繁殖しますし、水槽内でも黄色の個体が
取れているとのことです。となると元々黄色いエビに色揚げ効果のあるエサを
与えていると言う説はどうでしょうか?
インドグリーンシュリンプ
今回、入荷分はどれもグリーンが濃く大変きれいな個体ばかりです。抱卵個体も
多く、このインドグリーンもやはりメスの方がグリーンが濃い感じがしますが
意外とグリーンがきれいな個体ばかりということはなく入荷してくる中には
下の画像のようなインドグリーンシュリンプも
インドグリーンシュリンプ
結構、沢山混じる事があります。オレンジや黄色、黄緑などなどこれが同じえびなのか
なと思えるほどです。以前は取れている産地の違いなのかとも思っていたのですが
そんなこともないようです。ではなぜ???
実は南米では水質や食べているエサにより天然化でも色がかなり違う種がいたりします。
ぱっと思いつくものは
グリーンファロエラやグリーンダータと呼ばれる魚が有名です。以前はスーパーグリーンと
呼ばれるぐらいグリーンがきれいなものがほとんどでしたがいろいろと採集される産地が
増えるとあそこまでグリーンなものはごく一部の水系の個体のみだということが
わかってきました。このインドグリーンシュリンプも天然化で食べている物で
体色に違いが出ているのではないかということが考えられないでしょうか!
ただ、水槽内での繁殖個体も実はいろいろなタイプが出現するために一概に
エサだけということもいいきれないのですが・・・不思議ですよね!!
さらにこのえびも
ブリリアントオレンジシュリンプ
このエビもいろいろといわれてますが意外となぞの多いエビです。ごく最近紹介された
えびということではないのですが(5年ぐらいだと記憶してます。)
インドネシア便で入荷する最近ではポピュラーなエビですがスラウェシ島産とのこと。
ずーとインドネシアのブリード物だと思っていたのですが海外ではマンゴーシュリンプという
名前で流通するそうです(国内ではブリリアントオレンジもしくはブリリアントイエロー)が
水槽内での繁殖例はあまり聞かれず、汽水にしなければ増えないということです。
スラウェシ島原産であればPHや硬度は高めがいいように思いますが
中性から弱酸性の水質で問題ない感じですがレッドビーほどの低PHはきついようです。
この独特のオレンジ色の発色も水質などの環境や個体により大きく違うようです。
意外とポピュラー種でもなぜ???が多いえびです。
そして、お待たせしました今日の主役!
クラウンビーシュリンプ
今年2月になって聞きなれない名前のビーシュリンプが中国便で入荷しました。
間違いなく新着とのことでしたがどんなエビがくるか半信半疑でしたがとんでもなく
魅力的なニューフェイスの登場です。中国産、ワイルド物という情報以外まだないのですが
ご覧いただければこのエビの可能性にピンときませんか!!
ブルーともパープルとも表現できる光沢のある体色!ミッドナイトパープルでもいいましょうか
入荷時はぱっとしませんでしたが落ち着くとどんな色になるのかと期待しましたが
あたりです。
香港ビーシュリンプ
今、一般的に流通する香港ビーが
レッドビーシュリンプ
ここまで人の手により改良されてきたことを考えるとこの新たな血をどのように使うかにより
改良の幅はさらに広がるのではないでしょうか?レッドビーシュリンプもはじめは
香港ビーの中から出た突然変異の赤いエビからクリスタルレッドシュリンプを経て
今のレッドビーやシャドーシュリンプという流れで着ています。これに着目するか
どうかで新たな道が開ける可能性が!!
まずはこのエビ同士で子供をとってみてたいとは思いますが期待大です!!
と今日ご紹介したえびはすべて現在松戸店に在庫しております。
在庫の中からピックアップしてご紹介しましたが気になるものがあれば
どんどんお問い合わせいただきたいと思います。まだまだわからないことが
たくさんあるエビですがそれだけたのしさがつまっているってことですかね!
もちろん、定番のレッドビー、シャドーも在庫たくさんおりますのでこちらもぜひ!!